容器包装リサイクル法の取り組み
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3Rを推進することで社会全体にかかる環境負荷を軽減させたい

事業体が経済活動を営むことは、少なからず資源やエネルギーを消費することにつながり、環境コスト負担の責務も負うことになります。私たちスーパーマーケット協会では、環境と経済を両立させた循環型社会を形成していくために、他団体との連携も図りながら、マイバッグによるお買い物の呼びかけや店頭におけるリサイクル資源の回収をはじめ、省資源化につながるような店舗運営の仕組み作りに努めるなど、持続的な環境保全活動に取り組んでいます。それらの取り組みを通じて、社会全体にかかる環境コストの負担を軽減するために必要な「効率的リサイクル手法の構築」をめざし、3R・Reduce(省資源化)、Reuse(再利用)、Recycle(再資源化)を推進します。


容器包装リサイクルにかかるコストの算出

再商品化委託料は、自社の排出量×算定係数×委託単価で算出されます。下図からも分かるとおり、資源ゴミの回収量は年々増加しており、そのうち新たに再資源化された量も着実に増加しています。また事業者が責任を負っている再商品化委託単価もリサイクルの仕組みの効率化、合理化等が進んだことにより、軽減されています。このように地域社会と小売事業者とが協業して容器包装リサイクルは推進されています。

再商品化委託料の算出

収集量と再資源化量の推移
再商品化委託単価の推移

算定係数の推移

 

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会員による取り組み事例のご紹介

私たち日本スーパーマーケット協会の会員企業では、Reduce(省資源化)、Reuse(再利用)、Recycle(再資源化)の3Rを推進しています。

発泡スチロールの再資源化
紙類の再資源化
食品トレーや鮮魚のトロ箱などの発泡スチロールは回収され、減容器でインゴット状に加工され、主に木くず・古紙と混合した高カロリー固形燃料(RPF)として利用されているほか、新しいトレーに生まれ変わるものもあります。 店頭で回収している牛乳パックや伝票等は良質なパルプ資源です。リサイクル事業者に依頼して、回収したミックスペーパー等をトイレットペーパーなどに再生してもらっています。
マイバッグ運動の推進 簡易包装の取り組み
石油由来であるレジ袋は、一度きりの利用になりがちです。そこで何度でも使用可能な買い物袋の持参をお客様に呼びかけるとともに、マイバッグやマイバスケットの普及も推進しています。 食品トレーはリサイクルされますが、お客様の家庭からは、極力、資源ごみの発生量が低減できるように簡易包装も推奨しています。これらの取り組みは特に環境意識の高いお客様に指示されています。

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